前回に引き続いて、FXにおける外国為替通貨ペアの比較をしていきたいと思います。前回ご紹介した外為取引でもメジャーな米ドル/円、カナダドル/円、ユーロ/円意外にも様々な通貨ペアがあります。
[外国為替の比較;イギリスポンド/円(GBP/JPY)]
イギリスポンドは高金利で値動きが激しく、トレンドを押さえにくいハイリスク&ハイリターンな通貨ペアです。他の通貨ペアに比較してレートが高いため、同じ証拠金でもポジションの量が少なくなります。また値動きが激しく一度発生した短期トレンドは、かなり大きなものになるケースが多く、1日の中で3円前後の値動きが起きることもあります。
[外国為替の比較;オーストラリアドル/円(AUD/JPY)]
高金利のため外貨預金の取扱い通貨としても人気の高い通貨です。豊富な地下資源に恵まれているので、原油や物価のトレンドにもあまり影響を受けないのが特徴です。オーストラリアドルは、先進国の中でもかなり高金利通貨なので、中長期でスワップポイントを狙いたい通貨ペアです。
[外国為替の比較;ニュージーランドドル/円(NZD/JPY)]
ニュージーランドドルはオーストラリアドルと同様に高金利通貨です。レートが低いため、少ない証拠金で売買を行なうことができます。ニュージーランドも資源国でオーストラリアドルと似た特徴を持っていますが、取引量が少ないため比較的値動きが激しく為替相場が乱高下しやすい特徴があります。
外国為替証拠金取引(FX)では、売買する通貨は2種類で一組のペアになっています。この通貨同士の組み合わせのことを「通貨ペア」と呼びます。世界で最も取引量の多い通貨はアメリカドルで、次いでユーロ、日本円と続きます。これらの通貨は世界の主要三通貨と言われています。
[外国為替の比較;米ドル/円(USD/JPY)]
FX初心者から中上級者まで、多くのトレーダーが売買を行い、常に注目されている通貨ペアです。米ドル/円の通貨ペアは、ダウやナスダックなどアメリカの平均株価、各種指数など、アメリカ経済の動向に反応して相場が動きます。米政府要人やFRB議長などの発言一つで乱高下する特徴もあります。アメリカ国内情勢はもちろん、諸外国の重大な事故や事件などにも敏感に反応します。
[外国為替の比較;カナダドル/円(CAD/JPY)]
豊富な資源と安定した財政収支で、高い経済成長率を誇るカナダドルと日本円の通貨ペアです。カナダドル/円の通貨ペアはアメリカドルと比較した場合には金利は低めですが、為替レートの動きも比較的穏やかなので、デイトレードなどの短期勝負で為替差益を狙う取引ではなく、中長期スタンスの取引に適している通貨ペアです。
[外国為替の比較;ユーロ/円(EUR/JPY)]
アメリカドルに次ぐ第二の基軸通貨として世界での重要度が増している、欧州連合(EU)の加盟国の統一通貨であるユーロとの通貨ペアです。この通貨ペアは、ヨーロッパ、特にドイツなどEU主要国の経済動向で為替レートが変動します。アメリカドルと日本円が売られている時は、ユーロ買いが集中することもあります。ユーロはアメリカドルと比較した場合に長期的トレンドもつかみやすく、過去のチャートを見ると比較的きれいなラインを描く特徴があります。
とりあえず為替チャートの見方、FXチャートの見方を見ていく前に、FXについてきちんとおさらいしておきましょう。
外国為替証拠金取引は、例えば日本円を売って米ドルやユーロを買うなど、外国通貨を売買する取引のことです。最近では、専門のFX業者が増えてきたこともあり、取扱い通貨も米ドルやユーロ、英ポンドに加えて、豪ドル、NZドル、南アフリカランドなど幅広くなっています。多数の国の外国為替情報がオンラインで瞬時に得られるようになっています。
FXは商品先物取引と同様に証拠金取引なので少ない自己資金でも大きな取引が可能なので、少額の資金で投資を始めて見たいという方にもおすすめの金融商品となっています。ただし、レバレッジを大きくした場合には、リターンも大きい代わりにリスクも大きくなるのは認識しておかなければなりません。
さてFXを始めるためには、FX取引を始めるための口座開設が必要になるわけですが、FX業者を選ぶ際には様々な比較ポイントがあります。レバレッジ、スプレッド、通貨ペアの数、手数料、サポート体制など多くのポイントを比較検討することによって、自分に合ったFX業者を選びましょう。
初めてFXを始めるという初心者の方であれば、信託保全完備かどうか、サポート体制がどうか、外国為替情報の提供はどうか、手数料無料かどうかというポイントに絞って業者を比較するのがいいでしょう。それ以外の比較ポイントである、スプレッドやスワップポイント、レバレッジに関してはFXに慣れてきてから比較しても遅いことはありません。